ふと気がつくと、40歳になっていました。
19歳から20歳、29歳から30歳を迎えたときのような、焦りや背伸びはなく、目の前の小さなことと向き合っているうちに、40歳を迎えていたように感じます。
「向き合う」というと、丁寧に何かを積み重ねてきたようにも聞こえますが、実際はそんなことはなくて。
あっと驚くようなことを成し遂げたわけでもなく、華やかな道を歩んできたわけでもありません。
ささいなことに一喜一憂しながら、ときには大きく寄り道もしながら、ここまで来ました。
ただ、子どもの頃の自分が今の私に会ったときに、「そんな道もいいね」と思ってもらえたらいいな。
そんな気持ちで、日々を過ごしてきたように思います。
こんなふうに始まった40代。
大きな変化はないものの、ここ数年の中で、少しずつ「自分」が変わってきている感覚があります。
たとえば、体調のこと。
風邪をひくと、以前よりも長引くようになりました。
そして、好きなものも少しずつ変わってきました。
学生のころから映画や読書が好きでしたが、社会人になってからは忙しさを理由に、触れる機会が減っていました。
最近また少しずつ時間をとるようにしているのですが、以前のようなハラハラする作品よりも、
旅のエッセイや、日常の中の心があたたかくなるような作品に、自然と手が伸びるようになっています。
これまで思っていた「自分」と、今の「自分」。
その間に、ほんの少しのずれを感じています。
だからこそ、これまでの延長線だけで考えるのではなく、
今この瞬間の「好き」や「心地よさ」に、目を向けていきたいと思うようになりました。
何が好きで、何に安心するのか。
何が少し苦手で、これからどう向き合っていきたいのか。
そんなことを、日々のごはんや小さな楽しみの中で感じながら、ゆるやかに記録していけたらと思っています。
そして、人生でひとつだけ掲げている目標があります。
それは、「チャーミングなおばあちゃんになること」。
そのためにも、少し立ち止まって、まっさらな気持ちで自分を見つめてみたいと思います。
誰よりも長く付き合っていく自分と、日々ご機嫌に過ごしながら。
ブログをはじめた理由。
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